建学会2004+楽集会2004in諏訪報告
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諏訪支部 石田茂喜

 今年度は、建学会・楽集会を同日に開催することが計画されました。3月12日
(土)に県下各地より100名近い皆様に参加いただき、建学会として、完成間近
の茅野市民会館の現場を1時間ほど見学し、その後会場をRAKO華乃井ホテルに
移して、楽集会として、同会館の設計者である古谷誠章先生から「茅野市民会館 
人々の交流の駅」というテーマで講演をいただきました。
 古谷先生は、現在早稲田大学教授に就任されご活躍中です。また、「長野県建築
文化賞」の審査員もしていただいており、会員には身近な先生です。

 建学会では、工事が最終段階で大変忙しいところを、先生自らガイドをしていた
だきました。スリット状の外観の話、駅とつながりのあるエントランスの計画、建
物内部から見た周囲の山並みの眺望、防災面の検証法等、完成のイメージまで詳し
く説明をいただきました。
 楽集会では、プロポーザルに始まり市民参加の委員会での長期に亘る検討会・見
学会を重ねるなかでつくりあげられていくプロセスの話があり、公共の建物として
長く愛されるための秘訣だと思いました。
 また、先生がこれまでに手掛けられた多くの作品のなかから「香北町立やなせた
かし記念館」・「中里村新庁舎」・「近藤内科病院ホスピス徳島」・「中里中学校
体育館」等のスライドを写しながら解説をいただきました。
 地元の木材資源を活用した構造兼意匠計画・多目的に活用できる空間計画・使用
用途の変更による既存ストックの再活用等の話は大いに参考になりました。さらに
建物が完成してからそこに集う人々がつくる空間から新しい発見の場となるとの話
を聞き、私事ですが大いに考えさせられました。
 茅野市民会館にも完成オープン後に新たな空間が生まれているかもしれません。
機会があればぜひもう一度たずねてみてください。


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