私は5月25日開催の第69回通常総会で理事に、同日の第2回理事会において、会長に選任され新会長に就任しました荻原 白です。
昭和27年社団法人として設立され67年の歴史と伝統のある長野県建築士会は、平成20年12月に新公益法人制度が施行されたことに伴い、さまざまな検討・議論を経て、将来は公益法人に移行することを目標として具体的な対応と努力を重ねた結果、去る4月1日に認定書の交付を受け、念願の公益社団法人へ移行することができました。
移行元年の今年、私達は社会貢献を旨とする公益団体として、今まで培ってきた組織と会員の団結をより一層強固なものとし、地域の皆さまとの交流連携を通して、安全・安心な建物づくり、快適なまちづくりなど、より良い郷土を創るため、心を新たに建築士の職能を活かした社会貢献の充実に向け、活発な活動を展開し更なる飛躍を目指し、活動目標とする具体的な3本の柱を掲げます。
建築士会は、災害時における応急危険度判定の実施や市町村の避難所の安全確認等の災害支援活動、ヘリテージマネージャーによる地域の歴史的建造物の調査・研究とそれらを核としたまちづくりの提言、景観法に基づき景観行政団体から指定を受けた景観整備機構として良好な景観を形成するための事業実施、住宅・空き家相談の各支部での定期開催など、地域の住民の皆さまからの付託に応えるために、建築士としての知識、技能を活かして、また、組織としての人材の多様性も活かしながら活動を進めてきました。
公益社団法人への移行を契機として、地域に応えることのできる組織と活動の更なる高みを目指して取り組んでいきましょう。
一方、会員数の減少・それに伴う財源の減少が進む中、それとは裏腹に建築士会に係る社会的な要請は増加し、かつ内容も複雑化・高度化しており、建築士会に対する期待は高まっていると言えます。
こうした期待に応えるためには、健全な財政運営が求められており、これまでにも増して事業毎の業務改善を進めるとともに、支部を超えた協働活動の推進と組織再編の論議を今後の5年先、10年先を見据え積み重ね、地域への社会貢献に応えていかなければなりません。
活動を推進するために欠くことができない財政運営に関して、財源確保と支出抑制を柱とした中長期的な財政運営方針を示していくことが求められています。しっかり地に足を着けて根本的にぶれることのない骨太の組織体制を確立していきましょう。
建築士会の存在意義とともに、活動の原点である自己研鑽と社会貢献を柱として、これまでも実践してきたように、これからも時代の要請に応えられる活動を推進していきます。会の活動の推進母体となる支部活動、そして本会委員会活動の仕組みは出来つつあります。それぞれお互いの立場を理解し合いながら、頼まれてやるのではなく、期待される会を目指して、自ら積極的に発信していきましょう。
表題の通り、全会員が公益社団法人の一員としての自覚と自信を胸に、新生長野県建築士会を皆で創りあげていく環境を整えていきますので、皆さまよろしくお願い致します。
副会長の重責を再任され、身の引き締まる思いです。
移行元年の今年、社会貢献を旨とする公益団体として、地域の方々との交流連携を通して活発な活動を展開し、更なる飛躍を目指し新たな気持ちで一致団結し、新会長のリーダーシップのもと、会全体で支え盛り上げていきましょう。
一方、会員数の減少とそれに伴う財源の縮小が進む中、活動を展開するために欠くことのできない財源確保と支出抑制を柱とした、中長期的な財政運営が求められています。事業毎の業務改善を進めるとともに、支部を超えた協働活動の推進と組織再編の論議が5年、10年先を見据え協議を積み重ね、しっかりと地に足を着け、ぶれることのない組織体制を確立していきたいものです。
今後とも精一杯新会長を支え、微力ながら職務を果たしていく所存です。よろしくお願い申し上げます。
前期に引続き副会長に再任されました、南信地区代表の菅沼です。
本年は、年号が平成から令和に移り、私共長野県建築士会は一般社団法人から公益社団法人に移行し、会長も荻原新会長にバトンタッチされ、非常に大切な年だと思っております。
少子高齢化、会員減少等、大変な時代に入り士会の活動にも影響が出てきている状況となっておりますが、こんな時こそ役員はもとより会員一致団結をして荻原体制を盛り上げていこうと思っておりますので、皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
第69回通常総会にて、副会長に就任致しました。大役を仰せつかり、まさに身の引き締まる思いでございます。もとより私自身、副会長などという大役をできるようなものではございませんがご承認をいただいた以上、長野県建築士会のために自分なりに精一杯努めていく所存でございます。皆さんどうかよろしくお願い致します。
長野県建築士会は念願の公益社団法人を取得致しました。長い時間をかけて議論し達成されました。尽力された皆様には敬意を表したいと思います。
令和の時代になり、長野県建築士会がよりいっそう発展致しますことを祈念し、また会員各位がご健勝にてご活躍することを祈念致しまして副会長就任の挨拶と致します。
この度の役員改選で副会長を仰せつかりました中信ブロック松筑支部の岩原忍です。どうぞよろしくお願い致します。公益社団法人に移行した長野県建築士会は、爾来より増して建築士の技能を活かした社会貢献、地域に根ざしたまちづくり活動が期待されることと思います。
また、支部持回りで行われてきた建築士フォーラムは今年秋の木曽支部開催で一巡となります。今後のあり方など議論もされていますが、多くの皆様のご参加を願いご意見も頂戴できればと思います。
荻原会長の目指す、地域に応える会・骨太体制の会・期待される会の実現のため、そして更なる飛躍の元年となるようにサポートしてまいりたいと思います。
この度、常務理事に再任されました。4月1日より公益社団法人長野県建築士会がスタートできましたことは、皆様のご理解があってのことと感謝します。公益社団法人として真摯に受け止め、支部活動の活性化や共同事業化を会員の皆様の声を聴かせてもらい社会貢献活動に生かしたいと思います。また全国でも問題になっている住宅ストックの利活用等に建築士として持っている技術を生かしてビジネスモデルの創設を考えたいと思います。
会員の皆様のご支援ご協力をよろしくお願い致します。
この度、常務理事を仰せつかりました、安曇野支部の青栁です。荻原新会長のもと、公益社団法人としての目標実現に向けて精一杯取り組んでまいります。多くの会員の皆様の声を聴かせていただき、要望がより一層かたちになるよう努めると同時に、組織と事業の再構築、後継の育成も重要と考えます。微力ではございますが、皆様からのご指導とご協力をいただきたく、なにとぞよろしくお願い致します。
この度、先の通常総会において長野県建築士会常務理事の会計担当を再任することとなりました。引き続きよろしくお願い致します。
本年4月1日に公益社団法人に移行しました。若干事務が増えた部分はありますが、概ね前とは変わりません。しかし会員(会費)の減少、各種事業への補助金の減少等建築士会財政は益々厳しくなってきています。本年度事業計画の「骨太の会」にあるように健全な財政運営が求められています。今だけではなく10年先を見据えた組織体制構築を早急に進めなくてはなりません。会員皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
今年度から常務理事を拝命致しました佐久支部の山口です。
荻原新会長就任にあたりお手伝いさせていただくことになりました。担当させていただくのは防災委員会です。わが国は不幸にも毎年のように大きな災害に見舞われていますが、士会として長野県の防災にどのように関わっていくか委員会の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
もう1つは組織・事務局の統括です。当会は今年度から公益社団法人として希望に溢れたスタートを切りましたが、置かれている環境は厳しいものがあると認識しています。魅力的な建築士会と、職員の皆さんが誇りを持てるような環境づくりに微力ではありますが努力する所存です。会員・職員の皆様のご指導・ご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。